2011年11月12日

リーダーシップ

久々にうんちくでもたれてみたいと思います(笑)

ディスクドッグであろうと、家庭のペット、作業犬、使役犬であろうと飼い主、ハンドラーのリーダーシップは必要不可欠なのは言うまでもありません。
さて、皆さんはリーダーシップを発揮できているでしょうか?
リーダーシップを発揮出来ている人の犬は飼い主さんへの注目度が違う様に思います。
常に飼い主の一挙手一投足を見逃さまいと注目しています。
例えば、ディスタンスの受け渡しが出来ないとか、フリーの簡単なトリックが出来ないとか言った場合には犬との関係を見直して見てはいかがでしょうか?
最近、全てはここの部分に集約されているように思うのです。

しつけの本などには、必ず犬のリーダーにならなければならないとか、絶対的な存在にならなくてはいけないというニュアンスの文章が書かれています。
僕自身もご多分に漏れずその通りだと思っていますが、リーダーにならなきゃいけないと思った瞬間に多くの人が犬に対して威圧的な態度を取ったり、高慢な姿勢で犬に色々と押し付けてしまいます。(以前は僕もそうした時期を過ごしました)
「群れのリーダー」という言葉がどうしても我々人間には腕力の象徴というような受け取り方になってしまうようです。

また反対に犬に媚を売って犬からの信頼を得ようとする人達もいます。
このタイプの人達は犬が悪い事をしても叱ることができず、犬に対して猫可愛がりをします。
おじいちゃんやおばあちゃんが孫を溺愛する行動によく似ています。
犬は大変賢い動物なので、おやつやおもちゃなどでつられると都合良くそっちになびく術も知っています。

2つの極端な例を挙げてみましたが、これではリーダーシップは築けません。
では、犬達からの信頼はどのようにしたら得られるのでしょうか?

僕はこう思います。
犬と向き合う時には人間的な思考を捨てて同じ目線でぶつかり合う事。
文字にしてみると何かとても変ですが・・・
ようは、犬に認められて初めてリーダーの座に就く事が出来るのです。
優しさと厳しさをもって犬と接する事が重要です。
大事なのは褒め方と叱り方で、けして甘やかし方と怒り方ではありません。

褒め方ですが、子犬の頃はともかく成犬になればタイミング良くあっさりがいいです。
出したコマンドに反応した直後、またはその行動を起こす瞬間がベストです。
褒め慣れていない人は、褒め忘れたり褒めるタイミングが遅すぎたりで犬に伝わらないことが多いように思います。

次に叱り方です。
僕の場合、犬に叱る場面というのはほとんどありません。
ディスクのトレーニングでの失敗は叱る所ではないし、むしろ叱るのはマイナスだとさえ思っています。
ですから、失敗に対しては叱りません。
ディスクの競技会などではたまに、言う事を聞かないからといって大声で叱りつけたりディスクで叩く人を見かけた事もありますが、そんなのは愚のコッチョです。考えて見て下さい、ミスをおかしているのは我々人間側にあることがほとんどです。
注意を促すことはよくあります。
「それ違うよ」とか「イケナイ」や「ノー」を使います。
あくまで注意を促すコマンドなので威圧的には言いません。これで十分に伝わります。
叱る場面があるとすれば、人や犬に攻撃をしかけるもしくは攻撃をしようとした時くらいでしょうか。
この時だけは犬の言い分は聞けません。勿論、喧嘩を買う事も許しません。
一撃が必要になります。効き目のある一撃ですicon
仮に人に噛み付いたとなると処分される危険性があります。そうさせないためには必要な事だと思っています。

理想は犬から見て、頼りがいがあって、この人と居たらいつも楽しくて安心できる大好きな人。
そんなリーダー目指していきましょう!!
リーダーシップ
ラブちゃん入れるの忘れてた!


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Posted by ケン・スタイル at 19:13│Comments(1)うんちく
この記事へのコメント
家庭内リーダー奪回にがんばります!orz
Posted by だいすけ at 2011年11月14日 09:57
 
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